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個人投資家は賢くなったのか
3月の国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)は2.3兆円の資金流入で過去2番目の高水準となりました。前月の1兆6,553億円(確報値)を上回り、月間では1月の2兆7,564億円に次ぐ過去2番目の大きさです。主に国内株式で運用するタイプへの資金流入が増えました。国内の株式相場が2月末に付けた最高値から急落するなか、押し目買いが膨らんだとみられます。 市場が不安定でも資金が流入する、その背景は・・・ ― 中東情勢悪化でも投資信託が買われた背景 ― 2024年春のトランプ関税ショック時には、投資信託の資金流入は大きく細りました。 しかし今回、イラン情勢の緊迫化という地政学リスクがある中でも、資金流入は過去2番目の水準となりました。 一見すると矛盾するこの動き。 その背景には、個人投資家の行動変化があると考えられます。 ■ 仮説 ①:NISAによる“構造的な買い需要” 2024年から始まった新NISAは、毎月・定期的な資金流入を生む仕組みになっています。 特にS&P500連動型の投資信託は 「長期・分散・低コスト」の象徴として定着し
4月10日読了時間: 3分


行動心理学に基づく資産運用
混迷する中東情勢を巡り金融市場は大きく変動しています。このような時機だからこそ資産運用に直結する5つの重要な行動心理学に触れてみたいと思います。 1. 損失回避性(Loss Aversion) 人間は「1万円得する喜び」よりも「1万円損する苦痛」を2倍近く大きく感じるという性質です。 投資への影響: わずかな含み損に耐えられず、長期投資の予定がすぐに売却してしまったり、逆に「損を確定させたくない」という一心でボロボロの銘柄を持ち続けたり(塩漬け)する原因になります。 対策: 評価額を毎日チェックするのをやめる、あるいは「最悪のシナリオ」を事前に想定しておくことが有効です。 2. 現状維持バイアス(Status Quo Bias) 変化を恐れ、現在の状況を維持しようとする心理的傾向です。 投資への影響: 「もっと効率の良い運用先がある」とわかっていても、今の銀行預金や古い保険商品を解約できずに放置してしまうケースです。 対策: 「もし今日、ゼロから投資を始めるとしたら、今の資産を買い直すか?」と自分に問い直す(ゼロベース思考)のが効果的です。 3.
3月11日読了時間: 3分


資産運用は自分自身の心との闘い
高市政権発足後、日経平均株価上昇の勢いが止まりません。 積極財政による成長戦略、政策のスピード感、好調な企業業績や構造改革の進展など、今後の期待感も高まるばかりです。 新NISAスタートや昨今の物価高、まだまだ低い日本の金利水準から資産運用の機運が高まっていますが、その成否のポイントは何でしょうか。 資産運用は、実は「自分自身の心との闘い」という側面が非常に強いテーマです。 人間の心理を考察すると 1. 「損」を過剰に恐れる心理(プロスペクト理論) 人間は、同額の利益を得る喜びよりも、損失による痛みの方を約2倍強く感じるといわれています。例えば株価が下がるとパニックになりがちですが、それは脳の仕組み上、自然な反応です。感情に流されず、最初に決めたルールを守る勇気が大切です。 2. 「みんなと一緒」が安心(ハーディング効果) 周囲が買っていると欲しくなり、売っていると怖くなる「群集心理」です。バブルや暴落は、この認知バイアスによって引き起こされることが多々あります。 SNSで話題のインデックスファンドやAI関連など人気テーマに飛びつきたくなりますが
2月26日読了時間: 2分


投資の普及が「働き方」を変える? 資産とキャリアの深い関係
2025年末のNISA利用状況が発表されました。口座数は2,800万口座を突破、投資額も政府目標を2年前倒しで達成。 しかし、この数字以上に注目すべきは、「資産形成をキャリアプランの一部として組み込む人」が急増したことです。なぜ今、NISAが私たちの働き方に影響を与えているのでしょうか? 1. 「攻めのキャリア」を支える資産のバックボーン 最新のデータでは、特に20代〜30代の利用率が顕著に伸びています。 この世代にとってNISAは単なる貯金代わりではなく、「挑戦するためのセーフティネット」です。 • 心理的余裕: 資産が育っていることで、転職や副業、独立といった「リスクを伴うキャリアの選択」に対するハードルが下がります。 • 自己投資の原資: 運用益を資格取得やスクール費用に充てるなど、NISAを「スキルアップの資金源」と捉える動きも広がっています。 2. 「定年」の概念が変わり、生涯現役が現実的に 買付額が70兆円を超えた背景には、長期的なライフプランの書き換えがあります。 NISAでの資産形成が順調に進むことで、「生活のために嫌々働き続ける
2月20日読了時間: 2分


なぜ “2位” は、3位より幸せを感じにくいのか?
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックもいよいよ佳境を迎えました。 日本選手の躍動も光っています。 そんなオリンピックの表彰台。 中央に立つ金メダリスト。 その両側に、銀と銅のメダリストが並びます。 順位だけを見れば、 1位 > 2位 > 3位 当然、喜びもその順番のはずです。 でも、心理学の研究は少し違う結果を示しました。 1992年の バルセロナオリンピックの表彰式を分析した、心理学者Thomas Gilovich らの研究です。 選手の表情を比較したところ、幸福度は 🥇金 > 🥉銅 > 🥈銀 の順だったのです。 銀メダリストは、銅メダリストよりも嬉しそうではなかった。 なぜこんなことが起きるのでしょうか? 銀メダルの心の中には、こんな思いがあるかもしれません。 「あと一歩で金だったのに」 一方、銅メダルはこうかもしれません。 「4位じゃなくてよかった」 結果ではなく、 “どこを見ているか”が幸福度を左右しているのです。 これは、お金やキャリアにも同じことが起きています。 ・年収は上がったのに満足できない ・昇進したのに素直に喜べ
2月17日読了時間: 2分


NISA口座の利用状況が公表されました
2025年6月末時点のNISA口座の利用状況が金融庁より公表されました。 2027年末までの政府目標である買付金額56兆円を既に3月末で上回った後も順調に拡大が続き、6月末で63兆円に達しました。 同じく口座数の目標3.400万口座に対し2.696万口座となり、こちらも順調...
2025年9月25日読了時間: 1分
個人の金融資産は過去最高の2,239兆円!
日銀が18日発表した6月末時点の資金循環統計によると、個人が保有する金融資産は、前の年の同じ時期と比べ1.0%増加し、2,239兆円となり過去最高を更新しました。 新NISAの普及などを受け投資信託が9.0%のプラス、また円安や好調な企業業績による株価上昇で「株式など」も...
2025年9月19日読了時間: 1分
プラチナNISAはどうなる
石破首相の退陣表明により自民党総裁選に向けた動きが慌ただしくなってきました。 2026年度の税制改正で検討されているプラチナNISAの導入は総裁選の結果によって影響はあるのでしょうか。 まず筆頭候補に挙げられている高市早苗氏。...
2025年9月9日読了時間: 3分
家計の金融資産、2,230兆円 過去最大、株高で投資信託が増加
3月21日に日銀が発表した資金循環統計(速報)では日本の個人金融資産は2,230兆円となったものの、その多くが預貯金に偏っています。 ようやく日本でも金利のある世界へと向かい始めていますが、「年金2,000万円問題」がクローズアップされたように、人生100年時代における老後...
2025年4月28日読了時間: 1分
ライフプランニングの重要性
あおばライフデザイン事務所のブログ記事「ライフプランニングの重要性」 あおばライフデザイン事務所では、横浜市青葉区を拠点にファイナンシャルプランニング(FP)、キャリアカウンセリング、心理カウンセリングのサービスを提供しています。今回は、ライフプランニングの重要性について...
2025年4月12日読了時間: 2分
あおばライフデザイン事務所へようこそ
あおばライフデザイン事務所では、ファイナンシャルプランニング、キャリアカウンセリング、心理カウンセリングを通じて、皆様のライフデザインをサポートしています。専門家のアドバイスを受けることで、より良い未来を築く手助けができれば幸いです。興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせ...
2025年4月1日読了時間: 1分
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