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行動心理学に基づく資産運用
混迷する中東情勢を巡り金融市場は大きく変動しています。このような時機だからこそ資産運用に直結する5つの重要な行動心理学に触れてみたいと思います。 1. 損失回避性(Loss Aversion) 人間は「1万円得する喜び」よりも「1万円損する苦痛」を2倍近く大きく感じるという性質です。 投資への影響: わずかな含み損に耐えられず、長期投資の予定がすぐに売却してしまったり、逆に「損を確定させたくない」という一心でボロボロの銘柄を持ち続けたり(塩漬け)する原因になります。 対策: 評価額を毎日チェックするのをやめる、あるいは「最悪のシナリオ」を事前に想定しておくことが有効です。 2. 現状維持バイアス(Status Quo Bias) 変化を恐れ、現在の状況を維持しようとする心理的傾向です。 投資への影響: 「もっと効率の良い運用先がある」とわかっていても、今の銀行預金や古い保険商品を解約できずに放置してしまうケースです。 対策: 「もし今日、ゼロから投資を始めるとしたら、今の資産を買い直すか?」と自分に問い直す(ゼロベース思考)のが効果的です。 3.
2 日前読了時間: 3分


資産運用は自分自身の心との闘い
高市政権発足後、日経平均株価上昇の勢いが止まりません。 積極財政による成長戦略、政策のスピード感、好調な企業業績や構造改革の進展など、今後の期待感も高まるばかりです。 新NISAスタートや昨今の物価高、まだまだ低い日本の金利水準から資産運用の機運が高まっていますが、その成否のポイントは何でしょうか。 資産運用は、実は「自分自身の心との闘い」という側面が非常に強いテーマです。 人間の心理を考察すると 1. 「損」を過剰に恐れる心理(プロスペクト理論) 人間は、同額の利益を得る喜びよりも、損失による痛みの方を約2倍強く感じるといわれています。例えば株価が下がるとパニックになりがちですが、それは脳の仕組み上、自然な反応です。感情に流されず、最初に決めたルールを守る勇気が大切です。 2. 「みんなと一緒」が安心(ハーディング効果) 周囲が買っていると欲しくなり、売っていると怖くなる「群集心理」です。バブルや暴落は、この認知バイアスによって引き起こされることが多々あります。 SNSで話題のインデックスファンドやAI関連など人気テーマに飛びつきたくなりますが
2月26日読了時間: 2分


なぜ “2位” は、3位より幸せを感じにくいのか?
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックもいよいよ佳境を迎えました。 日本選手の躍動も光っています。 そんなオリンピックの表彰台。 中央に立つ金メダリスト。 その両側に、銀と銅のメダリストが並びます。 順位だけを見れば、 1位 > 2位 > 3位 当然、喜びもその順番のはずです。 でも、心理学の研究は少し違う結果を示しました。 1992年の バルセロナオリンピックの表彰式を分析した、心理学者Thomas Gilovich らの研究です。 選手の表情を比較したところ、幸福度は 🥇金 > 🥉銅 > 🥈銀 の順だったのです。 銀メダリストは、銅メダリストよりも嬉しそうではなかった。 なぜこんなことが起きるのでしょうか? 銀メダルの心の中には、こんな思いがあるかもしれません。 「あと一歩で金だったのに」 一方、銅メダルはこうかもしれません。 「4位じゃなくてよかった」 結果ではなく、 “どこを見ているか”が幸福度を左右しているのです。 これは、お金やキャリアにも同じことが起きています。 ・年収は上がったのに満足できない ・昇進したのに素直に喜べ
2月17日読了時間: 2分
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