個人の金融資産は過去最高の2,239兆円!
- lifedesignaoba
- 9月19日
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日銀が18日発表した6月末時点の資金循環統計によると、個人が保有する金融資産は、前の年の同じ時期と比べ1.0%増加し、2,239兆円となり過去最高を更新しました。
新NISAの普及などを受け投資信託が9.0%のプラス、また円安や好調な企業業績による株価上昇で「株式など」も4.9%プラスとなり、いずれも過去最高となりました。貯蓄から投資への流れは着々と進んでいるものの一方で「現金・預金」は依然として50%程度を占めています。
欧米に比べてもその比率は圧倒的に高いままです。
昨年半ばから日本の金利は徐々に上がり始めていますが、それ以上に世界的な物価上昇(インフレ)が気になります。
仮に3%の物価上昇が20年続くとほとんど金利が付かないお金の価値は半分程度になってしまいます。
貯蓄文化が根付き、さらには失われた30年を経験してすっかり物価下落(デフレ)に慣れきってしまった感覚を今こそリセットすべきではないでしょうか。
「資産運用は怖い」「投資は賭け事と同じ」など、まだまだ投資に否定的な声も聞かれますが、
リスクを取らないことがリスクになる現実を直視し、まずは無理のない範囲で投資を始めてみることが重要です。
「儲けよう、大きく殖やそう」ではなく、いかに「資産を守るか」の発想転換が不可欠になっています。



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